西洋医学と東洋医学は考え方が根本的に違います。西洋医学は、19世紀後半に発展した近代医学で、投薬や手術により、悪い部分を取り除いて治すことを主とした治療法のことです。 西洋医学では、患者の状態を検査によって数値化し、数値を平均値と照らし合わせて分析します。血液検査などのデータを分類整理し、データに基づいて対処をしていく療法です。数値から症状の原因を導きだし、症状の原因となっている病巣を排除する治療を行います。特に日本では西洋医学が主流となっています。 西洋医学では、個人よりもデータを優先していくのが特徴です。一方、東洋医学は、身体の内側から治療する、あるいは病気になる前に防ぐ治療法です。 西洋医学が病気やケガの治療を目的にしているのに対し、東洋医学では、病気やケガの原因が何であるのか突き止め、その原因の除去を目的にしています。 病気やケガの根本的な原因を探るため、東洋医学では患部だけではなく全身を診てから治療法を判断します。東洋医学的治療ではひとりひとりの体質を考え、自然治癒力を高めて身体を治していく治療ですから、治療効果を感じるまでに多少の時間が掛かります。自分が持っている「自然治癒力」を高めていく治療ですから、副作用の心配がなく再発する可能性も少ないという利点があります。東洋医学の弱点は、事故などの緊急性の高い症状に対して手立てが少ないというところです。東洋医学は数千年の歴史を持つ古典医学で、近代西洋医学とは比べ物にならないほどの経験値を持っています。現代はデータに裏付けされた実証主義が世の主流ですから、東洋医学は信用できないと言われることもあります。しかし、最近では、予防医学や代替医療として、西洋医学と東洋医学を並行していくというのが主流になりつつあります。そこで、皆様にもお判りいただけるように、少しトピックスとして東洋医学のトピックスをまとめてみました。
「邪気をもらった」という表現があります。セラピストさんたちが日常的に行う会話の中によくでてくるワードです。身体が疲れているお客様や、メンタルが弱っているお客様の『疲れ』や『邪気』が、身体に触れたことによってセラピストに移ってしまったということですが、そんな摩訶不思議なことがあるのでしょうか?これは、気が振動数(周波数)であると考えれば理解できます。ちなみに周波数とは、1秒間に振動する回数を数値で表したもの。その単位は・・・
上手なマッサージは、一概に何とは言えませんが、クライアントのニーズに合ったマッサージを提供することが上手なマッサージだと言うことができます。クライアントのニーズはさまざまですので、いかにしてそのニーズに応えていくのかということになります。ただテクニックという側面に限定して挙げるとすれば、おおむね以下のようなポイントがあてはまると思います。動きの中で手がクライアントの身体から離れないこと、手や腕の力でぐいぐい押さないこと・・・