緑茶をお出ししていますが、緑茶の効能をご紹介しておきます。私たちの病気の80％以上は活性酸素が原因ですが、緑茶にはビタミンＥの10倍の抗酸化効果があります。緑茶は、ウーロン茶や紅茶と違って、、お茶の葉を醗酵させずに作られるため、ビタミンCも含まれています。ウーロン茶や紅茶ほとんど含まれていません。弾力性のあるみずみずしい素肌作りにビタミンCは欠かせません。緑茶はガン予防にも効果的です。緑茶に含まれているポリフェノールとカテキンが細胞のガン化を予防し、あるいは緑茶に多く含まれるビタミン類が発ガン物質の作用を抑制するといわれています。静岡県立大学グループは緑茶のポリフェノール・カテキン類が発ガン物質の働きを場合によっては70～80％抑えることを確認しています。ニュージャージー州ラトガーズ大のアラン・コニー博士は、発ガン物質と日本の緑茶を一緒に飲ませたマウスは、発ガン物質だけのグループに比べ、ガンの発生率が50％以下になるという実験結果をまとめました。食中毒の予防にもなります。食中毒の40％を占める腸炎ビブリオ菌は、緑茶に出会うと死んでしまいます。緑茶は、毒素型ぶどう球菌やコレラ菌も殺菌します。緑茶にはフッ素が含まれています。フッ素は、歯を強くし、虫歯にならないための抵抗力をつける働きがあります。ダイエットにも効果的で、ノンカロリーだから何杯飲んでも太る心配はありません。油っぽいものを食べた後に飲めば、タンニンが脂肪を分解する酵素の働きを高めてくれます。タンニンは、胃の働きを活発にし、腸のぜんどう運動を盛んにするので、便秘気味の方には強い味方となってくれます。殺菌作用で口臭予防にもなり、身体を弱アルカリ性に保つ働きもしてくれます。また、動脈硬化や脳卒中予防、血圧降下に効果的ですし、茶ポリフェノールが血糖値を下げてくれます。大腸菌Ｏ－157にも、緑茶のカテキンが一番特効ですし、緑茶のカフェインは、大脳などの中枢神経に興奮作用をもたらして、知的作業能力や運動能力を高めてくれます。また、強心作用、利尿作用によって、精神を安定させる働きがあり、判断力や記憶力の増強に役立つことが証明されています。私達の体内にできるフリーラジカルや過酸化脂質の生成を抑え、老化防止アンチエイジングにも一役買います。